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田舎暮しで経験した素晴らしい自然の景色を紹介したり、生活と文化の違いを感じたままにつづったブログです。最近はパワースポットにハマっていたりもします。長野行高速バスや長野新幹線、JR特急列車の情報も。井上真央おひさまロケ地、岳-ガク-小栗旬、神様のカルテ櫻井翔
看板建築とは、大正後期から昭和のはじめ頃までに、東京を中心に流行った、装飾付きの商店建物のことです。
もともとは木造や土蔵造りの店舗住宅建物の全面の壁にモルタルや銅板で洋風に装飾した垂直の壁をつけて、通りから屋根を見せないようにした外観が、看板のように見えるからと名付けられたようです。

松本は製糸業で発展した町であったため、早くからこのような文化が取り入れられ、街道筋をにぎやかに彩っていました。 時代の変化とともに新しいビルへと町の顔も変わってきてはいますが、戦災を受けていないこともあり、松本の中心部には看板建築の建物が所々に残っています。

サルタ時計店
サルタ時計店 今は営業していませんが建物は健在です。一部剥がれ落ちてしまってはいますが、右から読む看板の文字に時代を感じます。

塩井乃湯
塩井乃湯 大正時代の建物 煉瓦造りの塀も泣かせますね。中は木製のロッカーに天井には当時オランダから輸入された装飾鉄板が張られているそうです。この経営者かなりハイカラだったようですね。

不明
店名不明ですが、かなりカッコいい看板建築です。六九商店街にありましした。

ミドリ薬品
ミドリ薬品 中町通りにある現役バリバリのお店。最上部の看板と突起したデザインがいい感じ。店の前のポストもレトロ。

凡蔵
凡蔵 ここも中町通りにありますが閉店。 土蔵にモルタル壁を取り付けた建築で、大きく突出した三角の壁が教会のようです。古典的な植物の文様が刻まれている。

どの建物も松本城から数分程度のところにあります。こんなレトロな建物探して歩く旅もいいものですよ。
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
看板建築のこと初めて知りました。
こんな風な建物も見たような気もしますがサラッと通り過ぎてしまって残念です。ゆっくりと時間をかけて街を歩いてみたいです・・・古い街並みいいですね。
2012/01/23(月) 23:24 | URL | シオン #-[ 編集]
前橋や高崎あたりにも残っているかもしれませんね。
松本ではまだまだ現役で働いているお店が多いところが嬉しいです。
松本の町を歩くときは注意してみてください。
2012/01/24(火) 08:24 | URL | 松本支配人 #.CQMmxNc[ 編集]
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